夢は将来の夢も「睡眠時の夢」も英語でDreamなんですね

今回お話しするのは、後者の「夢」についてです

 

実は私が心理学に興味を持ち始めたのは

小学校低学年ごろに見始めた夢がきっかけでした

 

ある日の夢に、3か月前に他校へ転任したばかりの大好きな先生が出てきました

その先生は

鉄棒から落ちると校庭に走ってきて心配してくれ

熱が出るとみかんを食べさせ

おなかが痛いというとこっそり飴を口に入れてくれるような先生でした

ウン十年前の学校はおおらかでした(笑)

 

久しぶりに夢で会えた先生でしたが

なぜか声をかけても先生は返事をせず

私の声にも振り返ることなく行ってしまいました

ゆっくりと先生が行く方向に目をやると

その先にはお寺がありました

 

私は夢の中で「先生!そっちに行っちゃだめだよ!」と一生懸命声を出すのですが

先生は聞こえないのか

そのままお寺の門をくぐって行ってしまいました

 

その光景がなぜかとてつもなく悲しくて

夢の中で泣いていました

そして自分の泣き声で目が覚めました

 

おそらくこれが自分の中の記憶に残る最初の夢のような気がします

 

先生はその1週間後に亡くなったのですが

とても前任校である私たちの学校を気にかけていたらしく

香典などを図書館に寄付してくださいました

のちに当時先生は心臓の病気を抱えながら勤務なさっていたことを知りました

 

子供のころは

屋根や階段から落ちる夢

怖い何かから追いかけられるのに全然足が前に進まない夢

勉強していないのにテスト本番などなど・・

 

先生の夢ほど何か予知夢のような夢を見ることはありませんが

心理学を学ぶようになって

自分が見た夢に肯定的に興味を持つようになりました

 

ネットや書籍でも「夢占い」に関する情報はたくさんあります

有名なのは精神科医のフロイトやその弟子のユングでしょうか

(占いではないですが)

 

毎日夢をみる私ですが

少しだけ自分なりに解釈し活用できるようになりました

勉強していないのに試験当日とか

病院で勤務初日なのに制服がないとか・・

焦っている夢を見たときは休憩が必要な時と考え

少し遠くに一人でドライブに行くか

仕事を休みます

そして夢に亡くなった祖母が出てきたら

運転に気をつけます

そのような時は仕事や家庭でイライラして

知らず知らず運転が荒くなっていることが多いからです

 

みなさんは夢を見ますか?

また 見た夢を覚えていますか?

 

夢を見るのは

日中にたくさん得た情報などを整理している とか

無意識に抑制したものが

ふつふつと表面化したものだ とか・・

 

まだ解明されていない「夢」ですが

自分なりに解釈し

今の自分を知る一つの手段として活用してみると面白いかもしれません

もしかしたら夢は

「もう一人の自分」かもしれません

「頑張りすぎているよ。休憩したほうがいいよ」とか

「ちょっとイライラしているよ。言葉に気をつけないと

トラブルになるよ」とかヒントを与えているかもしれません

夢自体が必ずしも「予知」しているわけではないため

様々な夢に自分の生活が左右されるほど影響を受けるのはいいとは思いませんが

職場や学校での話の「ネタ」くらいに考えるといいかもしれませんね

 

夢に興味を持った方は

朝 目が覚めたら目を閉じたまま

夢を思い出してみてください

そしてどんな気持ちだったのかもう一人の自分と対話してみてください

夢を見せてくれた自分は

意外と最強の相談相手かもしれませんよ

 

とりあえず私の「夢」は

夢を見ないで 朝 目覚めることですが・・

 

 

 

 

 

 

 

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